周南市議会 2015-12-08 12月08日-05号
こうしたことから、合併時にはファンタジアファーム構想があり、人口減少社会を乗り切るためには、その考え方を合併と同時に進める必要があったと思います。しかし、農林業については重要視されず、第2次まちづくり総合計画でもファンタジアファームについて、総合計画審議会委員から質問が出ておりましたが、総合計画にも掲載されず、取り組まれないまま今日に至っております。
こうしたことから、合併時にはファンタジアファーム構想があり、人口減少社会を乗り切るためには、その考え方を合併と同時に進める必要があったと思います。しかし、農林業については重要視されず、第2次まちづくり総合計画でもファンタジアファームについて、総合計画審議会委員から質問が出ておりましたが、総合計画にも掲載されず、取り組まれないまま今日に至っております。
◎経済産業部長(弘中基之君) 先ほど市長のほうが答弁いたしましたけれども、新市建設計画に位置づけられたファンタジアファーム構想でございますけれども、新たに公園全体を一体的に整備し、一斉に改革させるような方向性は今回、考えていないということでお答えをしたところでございます。
「新市建設計画にあったファンタジアファーム構想は、どうなったか」、回答として「国の補助事業ということもあり、豊鹿里パークの利用率の低さについて指摘を受けている。今後はソフト事業の充実により、豊鹿里パークの利用率の向上を図り、必要に応じてファンタジアファームといったハード整備も検討していくことになる。新市建設計画にあるファンタジアファーム構想が消えているわけではない」。
鹿野ファンタジアファーム構想も公共施設として整備するのではなく、補助制度の拡充を図ってできるだけ民間主体の計画に見直しをされたらいかがかと提案をさせていただきます。
次に、9月議会では、バイオマス利用をファンタジアファーム構想との絡みで提案をいたしました。単刀直入にお聞きしますが、周南市は地域の均衡ある発展、雇用の創出、地域間交流などの経済政策のために、バイオマス利用などに20億から30億の資金を投入する用意があることを市内外、国、県に宣言するお考えはありませんか。
それは、通告書にも書きましたが、新市建設計画にある鹿野地域想定のリーディングプロジェクト、ファンタジアファーム構想は、バイオマス発電所を核とした山林の持つ潜在エネルギー、再生力を活用した単なる農林業対策ではなく、周南市の経済政策、まちづくりの一つの柱に発展させるべきものであるというものです。当然ながら、旧鹿野町のことのみを考えての提案ではありません。